2023年9月13日Adobe米国本社からAdobe Expressで「テキストから画像生成」および「テキスト効果」といった、Adobe Fireflyの生成AI機能の商用利用を開始したと発表がありました。
▼Adobe公式からのプレスリリース
著者はイラストが苦手なのでこの変更はとてもありがたい。
今回はこのAdobe Fireflyについて紹介させていただきます。
Adobe Fireflyとは
2023年3月にベータ版が発表された画像生成AIです。ベータ版では商用利用不可でしたが、2023年9月13日に商用利用可能と発表がありました。テキストを入力するだけで画像が生成されるのでデザインのアイディアを考えるときや画像素材が欲しい時に役立ちます。
使用方法
前提条件としてAdobeアカウントが必要です。
今回はテキストから画像生成について説明します。
赤枠部分をクリックしますと画像生成のページに移動します。
ページ下部にある検索エリアにキーワードや文章を入れるとそれに合った画像が生成されます。とても簡単ですね。背景にはサンプルの画像が流れますのでマウスをホバーするとどのような文章で作った画像化がわかります。ぜひ参考にしてみて下さい。
こちらは試しに「森の中で仕事するデザイナー」と検索した結果です。同じテキストで生成しても毎回違う画像が出るので一度出会えた画像は一期一会だと思いましょう。
右にあるメニューからサイズやタイプなどを変更できますので、自分のイメージに合わせて変更して下さいね。
料金について
基本無料で使えますが生成クレジットという制度があり、下記の表にあるようにサービスを使うごとにクレジットというのを消費します。
クレジットが無くなってしまった場合Creative Cloud および Adobe Stock の有料ユーザーは使用できますが動作速度が遅くなる場合がありますがありますので注意して下さい。
無料のCreative Cloud、Adobe Firefly、Adobe Express のユーザーは、月に25回までしか使えないので引き続き使用したい場合は新しい有料プランに入る必要があります。
| 機能 | 生成クレジットの使用 |
| 生成塗りつぶし、生成拡張、テキストで画像作成、生成再配色 | 1 クレジット |
| テキスト効果 | ・2023 年 11 月 1 日以前：0 クレジット ・2023 年 11 月 1 日以降：1 クレジット |
生成クレジットというのはAdobeユーザーに無料の方は25クレジット、その他有料プランの方には25~1,000クレジットが自動で付与されます。クレジットは毎月付与されますので使い切ってしまっても問題ありません。
ちなみに生成クレジットは繰り越されないので使い切ってしまうのをお勧めします。
有料プランは様々ありプランごとに生成クレジット数が違いますので詳細は下記を参照ください。
最後に
Adobe Fireflyの生成AI機能の商用利用が開始されたことについて紹介させていただきました。
これだけの機能を無料で使えるのは本当にありがたいですね。
著者はまだ使用して日が浅いのでこれから理解を深めていこうと思います。
皆さんもぜひ使用してみて下さい。
